障子張りは簡単!
家の障子が妻や子による激しい使用(破壊ではない・・)で見るに堪えない状態になっていた。
外の道から見えるだけに早急なる修復が必要となったのである。
妻には「な~に、簡単簡単!」と豪語して数日経過・・・
やっとこ重い腰を上げる時が来た。
何を隠そう一応元プロ
若い頃(20数年前・・・)建具屋で仕事をしていたことがある。
このとき培った障子襖張替技術。
20年の時を経て今復活!
と、勢いだけは当時の気持ちに切り替えスタート。
障子張りの手順
古い障子紙ははがしておく。
はがし方?
はがし方が分からないなんて人はとりあえず水ぶっかけてはがすのが手っ取り早いです。
業者に持ち込まれる障子は木工ボンドや訳の分からんテープでくっ付けたのなんて沢山ありました。
そんなのを剥がすときは水をぶっかけて車の洗車ブラシでゴシゴシやってあとは乾燥させるだけ。
そうやって剥がして乾かした障子を平らな面に伏せて置きます。
全面載せられる食卓テーブルを利用するとガタもでず作業しやすいと思います。
ホームセンターで売っている道具で十分
今回プロの使うような道具は高価だし商売するわけではないので超格安方向で考えました。
近所のホームセンターで障子紙(ロールの大きなものが望ましい)と以下のセットを購入してきました。
最低限必要な物は糊とカッターですが、刷毛とトレー、鉄の定規があると作業はスムーズに進みますのでお勧めです。
糊は出来ればボンドよりも澱粉系のものが良いです。これは次回の張り替え時に古い紙を剥がしやすくなるからです。
糊をトレーに入れ水で薄くときます。(配合は袋に書いてあるので参考にしてください)
はじめは少し濃いめから挑戦したほうが良いですが薄い方が出来上がりが美しいです。
刷毛に少量付け軽くたたくように障子の枠につけていきます。
(糊が垂れるので下に新聞紙等いらない紙を敷くといいです)
糊が乾かないうちに紙を貼ります。
紙は障子幅いっぱいのロール状のものが一番きれいに貼れます。
ロールの重さを利用して下まで転がすように一気に貼ります。
一番下で紙をカットして糊のついた枠をそっと指で押さえて密着させてください。
外枠は溝があるので外の溝に軽く爪を立ててなぞって線をつけるように圧着させると剥がれません。
後はその外枠の溝にそって定規をあてカッターで切っていきます。
まあこんな感じで四辺を切り落としたら糊が乾くまで立てて置いてください。
乾いた後紙がピンと張っておらずふにゃ~っとたわんでいたら霧吹きで水を少々吹きかけておけばOK
紙が乾くとパリッときれいに張りがでます。
初めは綺麗に張れないかもしれませんが、DIYはまず経験です。
がんばりましょう!
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