23日~24日秋田県仙北市生保内の農家体験民宿「彦六」さんへおじゃまいたしました。
秋田のフリーペーパーAgさんのお誘いでお昼くらいから出発です。
1時過ぎに現着!
この宿の主「田口久義」さんから今日明日の予定を聞き、1日目の体験作業開始!
まずは枝豆を枝から取る作業。
黙々と作業するが、本来の目的Twitterでのツイート。
(今回のツアーは仙北市農山村体験デザイン室の企画でTwitterによる体験実況ツイートのモニターなのだ)
作業途中写真を撮ってツイートを繰り返さなくてはならない。
案外作業お途中途中にiPhoneいじるのが難しい・・・
でもデザイン室の方から「主旨は体験ですから」 とのお言葉もあり、序盤慣れるまで枝豆取りに没頭する事にしようと心に決め、
無心に枝豆を千切りまくっていたら、手を切った・・・
そしてその血塗られた枝豆、否、皆さんの苦労の賜物の枝豆を茹で
この豆を使ってこの辺りの郷土料理「あじゃら」を作るのだ。
茹でた枝豆のさやから豆を出し、豆の薄皮を剥いでいき、
ひたすらボールにためていく。
そして今度は柿と梨を剥いて刻み投入!
「おお!」と今回一緒に参加の秋田国際教養大の学生からの歓声を聞く間もなく
さらに昆布と酢と砂糖が次々投入される!!
もはやこの時点で味の想像がつかない状態だ。
かき混ぜると完成!
いただきます!!
美味い!デザート?だなこれは、うん。
例えるなら、なますに似た感覚かな?う~む難しい味だ・・・
と、調理体験&試食をしたところで1日目は終了。
夕食はAgさんの持ってきた純米酒を飲みながら田口さんの講義を聞きました。
グリーンツーリズムという言葉が無かった時代から教育旅行を手がけられており、国交省の観光カリスマでもある田口さん
とても貴重なお話を沢山聞かせていただきました。まだ聞き足りないくらいです。
そして2日目
林業体験です。
山に入り杉の枝打ちを体験します。
各自段階的に伸びるノコギリ(高枝切りバサミのプロバージョンみたいなやつ)を持ちいざ入山!
田口さんから秋田の林業の歴史等のお話を聞きます。この地区のマタギの話も聞きました。
そして杉の枝打ち体験。
慣れてくると面白くなってきて無駄に枝を落としてしまいそうになるくらいです。
国際教養大の2人の学生は切り足りないのか下山途中にも枝打ちをもう一度所望するくらいです。
そして下山。2日間の体験ツアーは無事終了です。
こういった外での体験学習をもっと子供にやっていただきたいし、やらせたいと思う。
田口さんのところに来た学生たちも皆目を輝かせて帰っていくそうだ。
いわゆる不良学生と言われる子たちも沢山訪れ更正して帰っていき、
田口さんを慕って今も手紙や連絡をくれるそうである。
座しているだけでは学べない、ここに来て身体で体感する教育。
今回の私も色々と学びこれからの課題が見えてきたようです。
今度は個人的に遊びに行き、もっと色々教えていただきたいと思います。
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